土地改良施設は、「生きもの」であり、水は「永遠の宝」として大切な財産です。

事業の概要

　加古川西部土地改良区では、令和6年度より、受益地内の5町（中富町、笹倉町、殿原町、越水町、玉野町の一部）において県営ほ場整備事業に着手している。この地域では農業構造の改善を図るためほ場整備事業を機会とし、未整備農地による非効率な営農から農業法人等の意欲ある担い手によるスマート農業の自動走行農機やICT水管理の導入により、効率的な営農や中間管理機構を活用した農地利用集積、高収益作物の導入等、飛躍的な発展を目指します。
　地区内の農地や農業施設の現状は、田越しでの水入れを余儀なくされている不整形で排水性の低いほ場、軽トラックー台しか通行できない狭小な農道、管理労力のかかる用排水路兼用の土水路等が多く点在おり、地区内の農業者は未整備地による非効率な営農に大変苦慮しています。それに加え、燃料代、肥料代の高騰が農業者の営農意欲低下を加速させ、後継者や担い手が見つからないまま耕作放棄地となり、その耕作放棄地の草刈りに地域住民が苦慮している現状があります。とりわけ、地域の後継者や担い手不足は喫緊の課題であり、営農組織を立上げ共同活動をする中で担い手の育成を行い、組合員の確 保をする事が地域の今後の大きな課題であります。
　ほ場整備事業により農地利用集積の加速化を図り、安定した就業機会を提供する事で、農業者の担い手育成や確保を行い、地域の皆で地域の農地を守っていくという事、農業の持続的な発展を目指す事を目的として事業に取り組みます。

　　�@工期　令和７年〜１４年

　　�A概算額 ２，４３３百万円

　　�B地区面積95.3ha、受益面積81.0ha

組合員数

令和６年11月1日現在　　（単位：人）　　

	殿原地区	笹倉地区	中冨地区	越水地区	玉野地区	合計
人数	76	68	109	14	5	271

地区面積

令和6年11月1日現在　　（単位：ha）　　

	殿原地区	笹倉地区	中冨地区	越水地区	玉野地区	合計
地区面積	23.6	25.6	36.9	4.8	4.4	95.3

事務所

　　加古川西部土地改良区ほ場整備推進事務所
　　　兵庫県加西市笹倉町847番地（加西市公共下水道中継施設の建物内）
　　　 TEL：0790（21）9103　FAX：0790（21）9104
　　　 E-mail：hojyouseibi@kakogawa-west.jp

　　　業務時間：月曜日から金曜日　8：30〜17：15